マイクロコントローラーの市場規模、2021年から2028年にCAGR10.1%で拡大見込み

マイクロコントローラーの世界市場規模は、2020年に177億9,000万米ドルとなりました。2021年から2028年にかけて、年平均成長率(CAGR)10.1%で拡大すると予想されています。世界では、2020年に280億個以上のマイクロコントローラーが出荷されました。マイクロコントローラーは、ユーザーが利用するかなりの程度の制御を必要とする機器に主に使用されています。業界での競争激化に伴い、製品の低価格化が進んでおり、これがマイクロコントローラーの需要をさらに押し上げると予想されます。また、スマートグリッドの出現により、スマートなエネルギー管理に対する意識が高まっていることから、MCUの需要がさらに増加すると予想されます。COVID-19のパンデミックは、世界各国の半導体製造業界に大きな影響を与えています。中国、ドイツ、米国、日本、韓国などの国では、マイクロコントローラーの生産や輸出が減少し、労働力不足と相まって、2020年の市場全体の収益が大幅に減少しました。

しかし、英国やドイツなどのいくつかの国でロックダウン規制が解除されつつあることから、COVID-19の拡散を抑えるために、製造施設は作業能力を落として操業を開始しています。世界的に5Gネットワーク機器、サーバー、電気自動車や自律走行車(EV)などの需要が高まっていることから、マイクロコントローラーの採用が今後数年間で顕著に増加することが予想されます。このことは、市場全体の成長を促進すると考えられます。 市場の成長を後押ししている重要な要因は、世界的に医療分野での需要が高まっていることです。コロナウイルスの感染率の増加、高齢者人口の増加、糖尿病や高血圧などの疾患の発生などが挙げられます。そのため、酸素濃度、体温、血圧、血糖値などを測定する電子医療機器の需要が高まっています。マイクロコントローラーは、医療機器のコストを低減し、患者の正確な読み取りと情報提供に役立ちます。そのため、医療機器メーカーからのマイクロコントローラーの需要はかなり高まっています。

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