防水膜の市場規模、2021年から2028年にCAGR7.5%で拡大見込み

防水膜の世界市場規模は、2020年に208億4,000万米ドルとなり、2021年から2028年にかけて年平均成長率(CAGR)7.5%で拡大すると予測されています。廃棄物・水管理分野からの防水膜の需要の高まりと、水資源保護のためのインフラ整備の増加が、市場の成長にプラスの影響を与えると予想されます。防水膜は、ウェットルーム、屋根、上下水道処理場、擁壁、建物の基礎、トンネルなど、さまざまな用途に使用されています。製品の利便性に対する消費者の意識の高まりや、ジオメンブレンなどの新素材の採用により、予測期間中、製品需要はさらに促進されると考えられます。

予測期間中、北米における防水膜の最大市場は米国であると予想されます。建設プロジェクトや住宅開発の増加による急速な工業化が、この地域のシートメンブレンの需要を促進すると予想されます。さらに、建物の塗装の耐用年数を延ばしたいという消費者のニーズが高まっていることも、この地域のシート膜市場を牽引すると考えられます。

製造コストの低さや各地域での採掘活動の活発化などの要因により、今後数年間でこの製品の利用率が高まると考えられます。また、廃水処理のトレンドが高まっていることも、予測期間中の製品需要の増加につながると考えられます。

防水膜の製造や使用に関して、いくつかの規制が施行されています。例えば、住宅のキッチン、バスルーム、ランドリーに設置される膜やフラッシングの設計・施工などの用途に使用される防水膜は、AS/NZS 4858:2004「ウェットエリアメンブレン」に基づいて製造・試験されなければなりません。 しかし、この市場では、地下室、デッキ、水回りなどの耐久性のある構造物に適切なタイプの膜を使用するための専門知識が不足しているという問題があります。このことが、予測期間中の市場成長を抑制すると考えられます。また、ポリプロピレンや原油から得られるビチューメンなどの原材料価格の変動が市場の成長を制限しています。

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