組織切片の市場規模、2027年までCAGR6.56%で成長予測

2019年の世界の組織切片市場規模は5億1,858万米ドルで、予測期間中CAGR6.56%で成長すると予測されています。悪性腫瘍の診断には組織病理検査が最も重要なため、慢性疾患やがんの有病率の増加は、組織病理学検査の需要を高める重要な要素のひとつです。がんは世界中で主な死因のひとつと考えられています。生検組織の分析により、病理医はがんの種類、ステージ、および疾患が健康な組織に侵入した程度を特定できます。これにより、組織病理検査、組織切片および染色装置の採用は増加し、市場の成長が促進されました。

組織切片は、病院、小規模クリニック、診断研究所、および研究センターで生検標本や他の組織の分析に使われています。病院セグメントは2019年に最大の市場シェアを占めました。これは、大量の組織病理学および細胞病理学の生検標本、そしてがん患者の入院数の増加が要因でした。

研究センターセグメントは、予測期間中に最速ペースのCAGRで拡大すると予想されます。これは、がん及び生検分野の研究を行う研究組織が多く存在していることに起因しています。

主要な市場プレイヤーには、Thermo Fisher Scientific、Leica Biosystems Nussloch GmbH、LLS ROWIAK LaserLabSolutions GmbH、Sakura Finetek Europe BVなどがあります。これらのプレイヤーは、研究所と協力し、競争力を維持しています。企業は、FFPE DNAまたはRNA分離のための特定の組織学ソリューションを積極的に提供しています。

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