POS端末の市場規模、2020年から2027年には、CAGR7.5%で拡大予測 携帯型システムとしてのスマートフォンの利用が牽引要因に

POS端末の市場規模は2019年に690億米ドルと評価され、2020年から2027年のCAGRは7.5%で拡大すると予測されています。非接触・キャッシュレス決済への需要の高まり、店頭とオンライン販売の一元化、従業員と顧客の管理、在庫把握の必要性などが、統合型POS(Point-of-Sale)端末の採用を後押ししています。さらに、小売、ヘルスケア、ホスピタリティなどの分野では、技術の進歩によりデジタルトランスフォーメーションが起きており、ユーザーはPOS端末の採用を余儀なくされています。携帯型POSシステムとしてのスマートフォンの利用が増加していることもデジタルトランスフォーメーションとPOS需要促進の要因となっています。

POSシステムのハードウェアとソフトウェアは、ここ数年で共に改善され、携帯性とセキュリティが確保されています。安全な決済ソリューションとカスタマーフレンドリーさを確保するためのエンドツーエンドの暗号化技術への投資が増加していることから、POS端末の信頼性と需要が高まると予想されます。さらに、POSシステムに多機能ソフトウェアを統合することで、安全な決済、顧客データ分析、従業員情報の保存など、さまざまな用途にメリットがあります。また、POSシステムは従業員のパフォーマンスを監視し、満足度の高い労働力を生み出すための強力な勤怠管理ツールでもあります。

キャッシュレス経済は、支払いの容易さ、手間のかからないショッピングといった利便性、およびオンライン決済増加のおかげで、先進国全体で急成長しています。キャッシュレス決済は、小売業や接客業におけるPOSシステムの導入強化に一役買っています。さらに、デビットカードやクレジットカードの技術の変化に伴い、PINを入力せずに素早く買い物ができる非接触型の支払いが普及してきました。この支払い方法は、RFIDまたはNFC(Near Field Communication)技術を使用して、数秒以内に安全な取引を実現します。これは取引時間を短縮するだけでなく、ショッピング体験の向上にも役立つため、RFID・NFC対応POSシステムの需要が高まっています。さらに、手頃な価格でリモートによる更新ができるクラウドベースのPOSシステムの導入により、ダウンタイムが減少しています。また、請求書管理、在庫管理、イメージスキャナーなどの便利な機能に対する要望が、小売、ヘルスケア、およびレストランでのPOSの需要を高めています。

一方、広範な政府認証の必要性、厳しい規制、データセキュリティへの懸念、前例のない経済状況は、POS端末市場の成長への課題と言えます。ペイメントカード業界のデータセキュリティ基準(PCI DSS)への非準拠は、カードデータの侵害の可能性を高め、顧客の信頼と市場の評判に悪影響を与える可能性があります。しかし、「OmniShield Assure」を使用することで、ポイントツーポイント暗号化によりカード情報を保護することができます。この事により、財務侵害のリスクを軽減し、PCIコンプライアンスの負担を最小限に抑えることができます。

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