コンピュータ数値制御(CNC)装置の市場規模、2030年に1,329億3,000万米ドル到達予測

コンピュータ数値制御(CNC)装置の市場規模は、2022年からCAGR10.2%で成長し、2030年には1,329億3,000万米ドルに達すると予測されています。また、その市場需要は2030年までに280万台超に達すると予測されています。この成長は、自動化された高精度のコンピュータ数値制御機械のニーズによるもので、今後の市場成長を促進すると考えられます。また、従来の3軸加工機から4軸・5軸加工機への移行が進んでいることも、市場成長にプラスに働くことが予想されます。

先進国、特に欧州と米国では、熟練した専門家の不足と人件費の増加がOEMの主要な懸念事項となっています。金属加工やその他の一般的な製造業における自動機械のニーズが、自動CNCマシンの需要を生み出すと思われます。また、原材料価格の上昇やサプライチェーンの混乱による部品の不足も、今後数年間の市場成長の妨げになると推測されます。

供給側では、OEMがCAD/CAM(Computer-Aided Design & Computer-Aided Manufacturing)の最新ソフトウェアツールで技術力を向上させ、製品提供をアップグレードしています。OEMは、CAD/CAMソフトウェアとCNCマシンを統合することで、欠陥のない完成品の製造、生産性の向上、複雑な製品設計の生産時間の短縮を顧客に提供することができます。CNCメーカーとソフトウェアベンダーは、既存の製品ポートフォリオを強化するために、この分野で協力し合っています。例えば、2020年12月、CAD/CAMソフトウェアソリューションプロバイダーの1つであるCNC Software Inc.(現在はSandvik Groupの一部)が、ファナック社のCNCマシン向けに5軸Post Processorを開発しました。この製品の発売は、ファナック社の顧客がCNC工作機械を使用して生産性を向上させることを想定しています。

コンピュータ数値制御装置(CNC)市場のハイライト

2030年までに、フライス盤の需要は約50万台に達すると予想されます。この成長は、航空宇宙産業や自動車産業で多軸フライス盤の人気が高まっていることに起因しています。

電気自動車の需要増により、自動車分野でのCNC装置のニーズが高まることが予想されます。自動車セグメントは、2022年から2030年の間CAGR12%超を記録することが予想されます。

アジア太平洋地域は、金属加工業や半導体製造業をはじめとする工業分野の急成長が、市場の成長を牽引し、2022年から2030年にかけて、最も高いCAGR13.0%を記録すると予測されています。

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