フィットネスアプリの市場規模、2022年から2030年にかけてCAGR17.6%で成長予測

フィットネスアプリの市場規模は、2021年には11億米ドルとなり、2022年から2030年にかけてCAGR17.6%で成長すると予測されています。COVID-19の蔓延により、全国的にロックダウンが実施され、社会的にも距離を置くようになったことで、従来のスタジオやジムからバーチャルフィットネスへの移行が進みました。その結果、フィットネスアプリのダウンロード数や購読数が増加しました。American College of Sports Medicine(ACSM)が発表したレポートによると、2019年のフィットネストレンドにおいて、フィットネスアプリは13位にランクインしたとされています。

アプリ内フィットネスの台頭に対する実店舗型ジムの厳しい現状が目撃されています。情報技術は、フィットネス業界のあり方を大きく変えました。世界経済フォーラムが2020年9月に発表した記事によると、オンラインフィットネストレーニングの普及により、フィットネスおよび健康アプリのダウンロード数が46.0%増加したと報告されており、世界的に同市場を牽引しています。また、フィットネスやメンタル面の健康に関する意識の高まりも市場を牽引しています。

COVID-19パンデミックにより、健康や衛生に関する意識が高まっています。2020年9月に発表された世界経済フォーラムの記事によると、フィットネスアプリのデイリーアクティブユーザー(DAU)は、2020年の第2四半期に第1四半期より24.0%増加しました。さらに、オンラインプラットフォームを通じてフィットネススタジオやジムのネットワークが拡大していることも、アプリの導入を促進しています。消費者は家庭用のフィットネス機器に積極的に投資しており、収益の増加につながっています。例えば、米国のエクササイズ機器メーカーであるPeloton社の収益は、2020年に倍増すると予測されています。

これらのアプリは、機械学習や人工知能などの技術を活用して、顧客に個別のフィットネスプランを提供しています。また、パーソナライズされたダイエットチャート、器具を使わないワークアウトルーティン、足取りの追跡、食事のモニター、さらにはパーソナライズされたヘルスおよびフィットネスのコーチのサービスも提供されるようになりました。この利点は、市場の成長性を高めると考えられます。

また、世界的にスマートフォンの普及が進んでいることも、市場成長の大きな要因となっています。Mobile Economy Survey 2018によると、スマートフォンの普及率は、2017年の57.0%から2025年には77.0%に増加すると予測されています。また、Mobile Economy 2018の調査によると、ユニークなモバイル加入者数は2025年に59億人に達すると予測されています。さらに、FitbitやApple Watchなどのウェアラブルデバイスの導入が進んでいることも、市場の成長をさらに後押ししています。

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