人工石の市場規模、2021年から2028年にかけてCAGR5.7%で成長予測

人工石の市場規模は、2020年に202億8,000万米ドルと推定され、2021年から2028年にかけてCAGR5.7%で成長すると予測されています。天然石に代わる美観と耐久性を備えた石材への需要の高まりと、環境に配慮した建設資材の利用の増加が、市場の成長を促進すると予想されます。COVID-19パンデミックにより、世界の主要国が建設プロジェクトを延期しており、サプライチェーンに大きな影響を与えています。これにより、住宅・非住宅分野での人工石製品の需要が減少しました。しかし、ロックダウンや世界的な貿易規制が緩和されたことで、2022年には状況が回復し、市場の成長が回復することが予想されています。

2020年は、ブロック&スラブが最大の製品セグメントとして浮上しました。大規模な商業施設および住宅建設への投資が増加していること、美観を向上させるためのカウンタートップの需要が増加していることが、需要を促進すると予想されます。石英とも呼ばれるこの製品は、大理石や水晶などの岩石の集合体を、エポキシなどの樹脂バインダーにセットして製造されます。

人工石材製品の分野でイタリアを代表する企業であるBreton SpA社は、生産されるほぼすべての人工石材の製造に使用される特許プロセスを開発しました。魅力的で美観に優れたインフラの開発が、人工石の採用の主な要因となっています。洗面台、キッチンカウンター、壁、床などの家庭用用途では、そのエレガントな外観から人気を博しています。

また、同製品は天然石の代替品と比較して比較的低価格でありながら、耐久性にも優れています。住宅・商業建築分野の急成長に伴い、世界中で人工石材の需要が高まっています。無孔質で耐久性に優れていることから、病院の給食施設や食堂、商業施設などでの使用に適しています。

製品に関する考察

2020年は、ブロック&スラブセグメントが、総売上高の98%以上のシェアを占め市場をリードしました。これは、設置およびメンテナンスが容易な特性に起因しています。また、天然石とは異なり、油、ワイン、ジュースなどの食品による汚れが大幅に軽減されるため、キッチン用途に適しています。エンジニアードブロックやスラブは、大きなサイズの作成も可能で、非多孔質であるため、バスルーム、スイミングプール、シャワー、バスタブなどの濡れた場所でも使用することができます。内部構造の美観を高めるためのファンシーなカウンタートップの需要が増加していることが、今後の需要を促進することが予想されます。

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