植物性プロテインサプリメントの市場規模、2020年から2028年にかけてCAGR8.6%で成長予測

植物性プロテインサプリメントの市場規模は、2020年に53億5,000万米ドルとなり、2020年から2028年にかけてCAGR8.6%で成長することが予測されています。同市場の成長は、低ナトリウムや高アミノ酸など、植物性製品の栄養価に関する消費者の意識が高まっていることに起因します。植物性プロテインサプリメントに対する顧客の嗜好は、食品の安全性、食物アレルギー、動物虐待をなくすためのビーガン文化の採用などにより、肉類の消費を最小限に抑えていることが影響しています。また、環境にやさしいタンパク質を求める声が高まっていることも、市場の成長を後押ししています。さらに、多忙なスケジュールや仕事の性質に起因する健康疾患の増加と、健康的な食事の維持と運動の関係についての消費者の意識の高まりにより、スポーツ栄養のための植物性プロテインサプリメントの需要が増加し、市場の成長に寄与すると予測されています。

2020年の北米地域では、米国が最大市場として浮上しています。米国では、主要な植物性プロテインサプリメントメーカーが強固な足場を築いていること、体重管理への関心が高まっていること、健康的で菜食中心の栄養価の高い食生活を維持することへの関心が高まっていることなどが、市場の成長に寄与しています。

政府機関、非政府組織、企業による啓蒙活動により、プロテインサプリメントの栄養面でのメリットに関する消費者の理解が深まっていることが、市場の成長を促進すると予測されています。

プロテインサプリメントを製造している企業の中には、オーガニック製品や天然素材の製品を扱っているところもあり、さらに市場の成長を押し上げています。魅力的な包装方法を採用することで、消費者の意識が高まり、プロテインサプリメントを購入するきっかけとなっています。

免疫力の強化に役立つ健康食品の需要は、2020年に世界的に大きく増加しました。約50%の小売業者が、3月から4月にかけてのCOVID-19パンデミックの中で、健康食品の需要が急増したと報告しています。一般的な健康に役立つ栄養製品への関心の高まりにより、タンパク質の需要が増加し、プロテインサプリメント市場を牽引しています。

原料に関する考察

大豆タンパク質は、2020年には60.0%以上のシェアで植物性プロテインサプリメント市場を支配しました。ベジタリアンのタンパク源として大豆プロテインサプリメントが注目されていることに加え、筋肉の回復を助けるグルタミンやBCAAなどの成分が配合されており、吸収の早さがこのセグメントの成長に寄与しています。また、大豆たんぱく質は、体の免疫機能を高め、骨の健康を促進し、心血管疾患を予防する働きがあります。米国やドイツなどの先進国では、グルタミン酸障害や乳糖不耐症に対する意識が高まっていることから、大豆由来の製品形態の需要がさらに拡大すると予想されます。

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