エスニックウェアの市場規模、2021年から2028年にかけてCAGR6.3%で成長予測

エスニックウェアの市場規模は、2020年に776億円に達し、2021年から2028年にかけてCAGR6.3%で成長すると予測されています。グローバル化で文化や伝統が世界各国に伝わり、個人で多くの国を訪れたり滞在したりするようになったため、エスニックウェアへの関心が高まっています。COVID19パンデミックにより、世界中のあらゆる産業やビジネスが、その影響を受けました。繊維・アパレル業界は、旅行産業の次に厳しい打撃を受けた業界の一つであり、ロックダウンや顧客の習慣の変化により、小売店の売上が減少しています。さらに、販売チャネルと購買行動の変化により、製品数の減少だけでなく、その種類や販売チャネルにも影響が及びました。この変化は、業界の生産モデルにまで及び、中長期的には従来のバリューチェーンを覆すことになります。

ファッション意識の高まり、急速な都市化、ライフスタイルの変化が、男性、女性、子供の間で市場の成長を促進する要因となっています。宗教や文化の多様性により、さまざまな祝賀の機会があります。このようなお祝いの席では、贈り物としてエスニックウェアが購入される傾向があり、このような機会がエスニックウェア市場の成長を促しています。

エスニックウェアは、エレガントかつ魅力的であり、鮮やかな色、パターン、デザインを持つユニークな服のラインを有しています。衣料品業界が独自のフロンティアを開拓し、Eコマースを利用して世界と連携しながら市場を拡大していく中で、エスニックウェア市場も驚異的な成長を続けています。例えば、インドの、伝統的な華やかさと西洋の快適さが融合した布地は、世界市場でのインドの民族衣装の人気を高めています。

エスニックウェアの分野では、利便性、快適性、スタイルが、現代の組織化されたフォーマットの主な原動力となっています。組織化されたサプライヤーは、若い消費者の注目を集める既製服を提供しています。このセグメントの成長を支えている新興市場は、企業で働く女性の存在です。例えば、The Global Economyが2019年に発表したデータによると、ネパールの女性労働力は、2012年の51.2%に対し、2019年は55.7%に増加しました。

エンドユーザーの洞察

2020年は、女性エンドユーザーセグメントが、約73.0%の最大シェアでエスニックウェア市場を支配しました。2021年~2028年の女性セグメントのCAGRは6.6%で成長しています。女性の人口増加と女性労働力の増加が、世界的にエスニックウェアの需要を高める要因となっています。

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