バックミラーの市場規模、2021年から2028年にかけてCAGR4.1%で成長予測

バックミラーの市場規模は、2020年に88億5,000万米ドルとなり、2021年から2028年にかけてCAGR4.1%で成長すると予測されています。世界各国ではCOVID-19パンデミックによる経済の後退が見られ、自動車生産にも悪影響を及ぼしています。2020年3月に実施された最初のロックダウンの余波で、サプライチェーンが混乱し、生産活動が停止しました。しかし、2022年以降、自動車生産は回復に向かうと予想されています。発展途上国や成熟した経済圏を中心に、自動車の安全性、快適性、利便性の向上に対する需要が高まっており、今後の市場成長を牽引すると考えられます。

交通事故時の乗客やドライバーの保護に関する懸念が、バックミラー製品の採用を促進すると予想されます。車両と乗客の安全のために特大のバックヘッドレストを導入するなど、長年にわたる車両デザインの変更により、高度なミラーの需要が増加しています。業界のメーカーは、意図された利益と機能を維持しながら、より優れた視覚的透明性を提供するために、自動車にスマートミラーを導入しています。

スマートバックミラーには、クリアな視界を確保するためのフルスクリーンモニターが搭載されており、カメラとミラーの2つのモードを切り替えられます。例えば、日産は、リアカメラの制御と画像処理プログラムを備えたマルチセンシングシステムを開発し、後続車のヘッドライトやテールライトに起因する後側方の眩しさを解消しています。また、カメラはドライバーが交通状況を把握するのに役立ちます。

その他、コネクティビティやモビリティに対する意識の高まり、自律走行車や自動駐車への需要の高まり、快適性や安全性への志向などの要因が、同市場の需要を牽引すると考えられます。また、超高級車、高級車、中級車の販売が増加していることも、バックミラーの世界的な需要を押し上げる要因になると考えられます。

COVID-19の流行による、乗用車および商用車の販売量の減少が、バックミラー市場の需要にも影響を与えています。最近の欧州地域における自動車販売の落ち込みと同時に、普及率も低下しています。同地域では、各国の経済刺激策や地域の規制はまちまちで、回復サイクルにも違いが出ることが予想されます。

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