クラウド型POS市場、デジタル・キャッシュレス決済の導入進展から、2028年まで拡大成長予測

クラウド型POSの市場シェアは、様々な産業分野でデジタル決済やキャッシュレス決済の導入が進んでいることから、2028年までかなりの速度で成長すると予想されています。また、効率的な決済プラットフォームの利用可能性が高まっていることも、今後、市場成長をさらに促進させるものと思われます。

近年、業界各社は消費者へのリーチを広げるために有益な戦略を実施しており、同市場の成長にとって好材料となっています。例えば、2022年3月、PAR Technology Corporationの完全子会社であり、エンタープライズレストラン向けの統一コマースクラウドプラットフォームの構築に注力するグローバルレストランテクノロジー企業であるParTechは、著名なモバイルマーチャントプラットフォームであるCardfreeとパートナーシップ契約を締結しました。この契約により、ParTechはCardfreeのエンドツーエンドのデジタルコマース技術をBrink POS統合エコシステムに追加することが出来ます。クラウドPOS市場は、コンポーネント、組織規模、アプリケーション、地域に分類されています。

組織規模別に、市場は、SMEs(中小企業)と大企業に分類されます。SMEsのサブセグメントは、今後高い成長を示すことが期待できます。中小企業におけるデジタル決済の普及が進み、小売、医療、レストラン業界では高度な決済ソリューションの導入が進んでおり、同セグメントの成長にプラスの影響を及ぼしています。

アプリケーション別に、市場は、小売・Eコマース、レストラン、ホスピタリティ、輸送・物流、ヘルスケア、エンターテインメント・メディアに分類されます。このうち、ホスピタリティのサブセグメントは、2028年まで顕著な勢いで成長するとみられています。ホテル経営者は、生鮮品の在庫を維持しながら販売を行い、収益管理の概念に基づいて価格設定を改善するというニーズにより、ホスピタリティ分野におけるPOSシステムの導入が進み、今後数年間のセグメント見通しを促進するものと思われます。

運輸・物流のサブセグメントは、デジタル決済やキャッシュレス決済の利用が拡大していることから、比較的速いペースで拡大すると予想されます。さらに、ヘルスケアのサブセグメントは、大きな成長を遂げると予想されます。在庫管理やインベントリーに対する企業の関心が高まっていることから、ヘルスケア用途での製品需要の高まりが期待できます。

地域別には、レストランでのクラウドPOSの利用が急増していることから、ラテンアメリカ市場は2028年末までにかなりの評価額に達すると予測されます。また、中東・アフリカ市場は、国内の小売セクターの急速な近代化により、着実な拡大を見せると思われます。

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