合わせガラス市場、2028年に305億米ドル規模到達見込み

合わせガラス市場、2028年に305億米ドル規模到達へ

世界の合わせガラス市場は、2021年に209億米ドルの規模に達しました。2028年までの予測期間中、市場は5.60%のCAGRで成長し、2028年には305億米ドル規模に達すると予想されています。

自動車、建築、エレクトロニクスなど、様々な分野で広く使用されていることから、市場の拡大が加速しています。さらに、建築活動の活発化が合わせガラスの市場需要を牽引しています。しかしながら、合わせガラスのコスト高が市場成長の大きな阻害要因となっています。

合わせガラスの幅広い用途が市場成長を促進

合わせガラスは、幅広い産業分野で様々な用途に使用されており、それが市場の需要を促進しています。合わせガラスは、その遮音性から空港ターミナルやホテル、航空機、レコーディングスタジオなどで使用されることが多くなっています。また、ガラス床、カーテンウォール、ガラス手すりなどの構造用ガラスとしても一般的に使用されています。合わせガラスは、強化ガラスと組み合わせることで、防弾ガラスにすることができます。

合わせガラス市場 – エンドユーザー別

合わせガラスの世界市場は、エンドユーザー別に自動車、建築・建設、エレクトロニクス、その他に区分されます。自動車用合わせガラスは、その高い耐衝撃性により、外部からの攻撃や事故から乗客に高い安全性を提供するため、最大の市場シェアを占めています。自動車の生産台数は増加傾向にあり、市場の成長を推進しています。

合わせガラス市場 – 地域別

地域別では、世界の合わせガラス市場は、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域、中南米、中東・アフリカに区分されます。アジア太平洋地域は、合わせガラス市場を支配しています。この地域の成長は、主に中国、インド、タイ、ベトナムなどの新興国におけるインフラ整備に伴う建設活動の増加に起因しています。また、これらの国々に自動車メーカーが集中していることも、合わせガラス市場の成長を牽引する大きな要因となっています。

COVID-19の市場への影響

COVID-19という未曾有のパンデミックの発生は、合わせガラス市場の成長にマイナスの影響を及ぼしました。合わせガラスは非必需品であるため、各国の封鎖措置により直ちに生産が停止されました。そのため、自動車産業や建設産業においても、サプライチェーンの障害や労働力不足により製造や生産に支障をきたし、合わせガラスの需要が大幅に減少しました。

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