EVバッテリー用ハウジング市場、2025年に44億7,800万米ドル到達見込み

市場概要

EVバッテリー用ハウジング市場は、2020年には8億7,340万米ドルの売上を記録し、2025年には44億7,800万米ドルに達すると予想されています(年率36.9%)。数量ベースでは、2020年のEVバッテリー用ハウジング材料の総需要は279.7キロトンでしたが、2025年には1,167.3キロトンに増加し、予測期間中にCAGR 31.5%で成長すると予測しています。世界的なEV普及率の上昇、EV走行距離の増加、バッテリー容量の増加に加え、堅牢な車両設計が求められていることが、市場の成長を後押ししています。

競争状況

この業界では最近、提携や新製品の発売が盛んに行われています。先進的で軽量なバッテリーエンクロージャーシステムへの需要が高まっていることから、プロバイダーは主にアルミニウムや複合材料をベースにした差別化製品に注力しています。

・ 2021年2月、CSPは親会社である帝人とともに、電気自動車のバッテリーケースの上下を接合する際に、ボルトを使わずに済むクリップシステム(特許出願中)を発表しました。このクリップシステムは、密閉性を高め、組み立てコストを削減し、必要に応じてバッテリーの点検を容易にします。このクリップは、ミシガン州マンチェスターにあるCSPスタンピングで製造されます。

・2020年12月、CSPとその親会社である帝人は、新しい革新的なハニカムクラスAパネル技術と、電気自動車用の先進的なマルチマテリアルEVバッテリーエンクロージャーを発表しました。

・ 2020年4月、BMWグループと協業し、BMW i3およびBMW 7シリーズ向けに繊維強化プラスチック製のバッテリー筐体を製造しました。

・ 2020年2月、Minth Groupは、Volkswagen Group(V.W.)からアルミニウム製バッテリーボックスの受注を獲得したと発表しました。これらのアルミニウム電池筐体は、ショートモデル、ミディアムモデル、ロングモデルの3種類があり、フォルクスワーゲングループのB、C、Dのすべての電気自動車モデルに使用することができ、フォルクスワーゲングループの計画通りの自動車製造をサポートすることが期待されています。

・ 2020年1月、ネマクは、北米で生産されるフォード・マスタングMach-Eに電池ハウジングを供給する計画を発表しました。

・ 2019年8月には、ルーフレールインサート、バンパービーム、電気バッテリー筐体部品など様々な用途に向けた高強度自動車用アルミニウム製品を発売しました。 ・ 2019年4月、SGLカーボンはNIOと協力して、NIOの電気自動車向けにCFRPで構成された新しいバッテリーエンクロージャーのプロトタイプを開発しました。

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